すぺーしー!
久々の楽器ネタ
今回はエフェクターです。
スペースエコーで有名な、
Roland RE-201
別名テープエコー。

1970年代に登場した磁気テープを使ったエコーマシンです。
アナログテープの録音ヘッドと再生ヘッドをずらして配置して、再生スピードをコントロールして時間差を発生させるという、実にアナログな方法でディレイを作り出しています。
ホンモノはオークションにも良く出回っているので、玉数は多いんでしょう。
しかし、ビンテージもので物理的な稼動部分が重要な機器なのでコンディションを保つのはきっと大変。
磁気テープ自体も消耗品扱いなので、定期的に交換が必要。

フタを開けるとこんな状態になっているらしい。怪しすぎる
良くテープが絡まずにエンドレスに動き続けられるものです。
「無限軌道のようにカタカタと愛らしく」という感じか

モーター回転部があるので、動作音が無音という訳にもいかないでしょう。
と、電子楽器コレクターとしては名機と呼ばれているので当然気になる存在ではあります。
ここまで書くと、さもこのビンテージものを入手したように聞こえるかもしれませんが、残念ながらそうではありません。
何しろ図体がデカイのでチョット厳しいデ~ス

しか~し本家Rolandから、この名機をBOSSブランドのコンパクトエフェクターとして復刻しています。
残念ながらバーチャルでですけど…
その名もズバリRE-20
最後の1は何処かに置いてきてしまったようですが、まさしくRE-201を模したデザインで末裔である事は一目で分かります。
本体もコンパクトになりツインペダル仕様のコンパクトエフェクターです。

ホンモノの音を聞いた事が無いので、再現度がどれほどのものか分かりませんが、モデリングならではのお手軽操作でホンモノっポイサウンドを堪能出来ている筈です。
勿論メカ的なメンテナンスは不要だし、設置場所もホンモノに比べれば困りません。
オマケに電池駆動でき電源確保も不要(ココ意外と大事
)
)MOOGなどのエフェクター無しのアナログシンセとのマッチングは非常に良い感じデ~ス。

実機はテープ再生ヘッドが3つあって、その組み合わせをスイッチで切り替えることでディレイパターンを作り出します。
あとテープスピードを連続的に調整することが出来、すなわちディレイタイムが変化していく訳ですが、その変化がピッチ変化を伴うのでとても不思議な感じがします。
バーチャルですが、そんな振る舞いもモデリングで実現されているので面白いデス。
あとリバーブとして、スプリング•リバーブが搭載されています。
これも実機は本当にスプリングが入っていてこれを物理的に音で振動させることによって残響音を作り出します。アナログな解決法ですが独特の残響感を作り出してくれます。
これが当時はスペーシーな感じだったのでしょうか。
子供の頃に分解癖でヤマハ エレクトーンの裏蓋を外してみた時、ボディーの下の方に長いスプリングが設置されていた事を思い出しました。
構造は単純で安価に実現できて効果があるので考えた人は凄いと思います。
更にそれを現代ではバーチャルに計算で作り出してしまうなんて、凄すぎます

という事で、ビンテージでありながら最新技術で武装されたイケてる一品でした~
