隼 フレームスタンド!
隼のメンテ用スタンド探していました。
フルカウルなので手持ちのバイク用ジャッキでは使い物にならないので

普通だとスイングアームとかステムに引っ掛けるタイプのレーシングスタンドを選ぶのかもしれませんが、車体がデカくて重いと結構かけるの難しそうデス。
という事で、
ネットで見かけたフレームスタンドが気になっていました。
国内だとあまり見かけないし、あっても10万円コースで強烈に高いのでとても手が出せません。
しかし以前Hansデバイスの購入時に利用した、DEMON TWEEKSを見ていたら異常に安いモノを見つけました。

同じサイト内でも半値以下
動画を見る限り大型のバイクでも使えそうな感じデス。
一体何が違ってこれ程の価格差が生まれるのかサッパリ分からないので、流石に即買いモードにはなりませんでした。
が、散々悩んだ挙句やっぱりどうしても気になるのでダメ元で購入してみることにしました。
送料が1万円近くかかってしまいますが、それを加えてもかなり安いんじゃないでしょうか…
昨年年末12/20頃に購入。
手元に届いたのは1/10頃。
そこそこ時間がかかりました。
送り元は、イギリスかと思ったら何故かスペインになっていました。

早速箱を開けてみると…
梱包が割といい加減な感じで、本体は養生すらされていなくて、隙間だらけの箱に裸のまま入っていました

輸送中に暴れてダンボール箱を突き破っていました。


本体の説明書も無く、パーツを並べて組み立て方を暫し考える必要がありました。
よくよく見ると、車種別アダブターの梱包の中に簡易説明書が含まれていました。
英語記載ですが、写真があるので大体書いてあることの意味は把握できました。
そして、その車種別アダブターですが、どうやらバイク本体にパーツを一つ装着しないと使えないということが判明…
まあ、そうだわな…

で、このパーツの装着に一苦労しました。
エンジンマウントボルトのナットを取り替えるイメージなんですが、隼のナットは右側。スタンドを嵌めるのは左側。
つまりボルトを引き抜いて左右入れ替えで、ボルトを右側から挿入する必要があります。
そしてこのナットを緩めるのが一番大仕事でした。
ボルト側14mm、ロックナット側17mmなのでそんなに大トルクかかっているはずないんですが、車体側にというよりは、ボルトとナットがガッチリと固定されていて緩めても緩めても高トルクをかけないと動いてくれませんでした。
最初はタンクを抱える様な体制で両側にレンチを持って緩めようとしていたんですが、体勢的に力を入れるのが厳しくなってきたので、途中からレンチをパイプで延長してステップに引っ掛けてボルト側の空転を押さえる様にしました。
作業的にはやり易くなったけど、固いことには変わりないんで、そこから長い事格闘していました。
ナットが外れた後は、ボルトをコンコンと叩いていけば簡単に抜き取る事ができました。


ボルトを右側から挿入しなおして、ナットの代わりにアダプターのパーツをねじ込みます。


24mmのボックスは持っていなかったので、24mmメガネレンチで締め付けました。
次は車種別アダプターをスタンドに取り付ける為に車体を直立させて微妙な位置調整が必要です。
高さや角度がキチンと合っていないとスタンドをスムースに装着することが出来ないのでこの調整は超重要なんですが…
設計が悪いのか微調整がとてもやりにくい。
アジャストはスタッドボルトなので工具で回せないしロックナットは所定の位置に持ってくると回せなくなるし、ボルトが短すぎて本来の調整幅を活かせないとか、
色々??な事が多い事が分かってきました。

メインのアダプター固定が長穴を24mmボルト一本とワッシャーの締め付けだけで止めているというところが非常に不安を覚えます。
長穴故にプレートを押さえつけて位置を固定する力が実際にかかっているのはボルトの2辺のほんの一部のみ。
これだけで260Kg近い車体を持ち上げて、更に重心がマウントポイントよりもかなり前にある感じなので、回転モーメントにも耐えなければいけません。
一応回転ドメのアジャスターボルトで補助されてはいますが、根本的な上下方向の位置ズレ対策がなされていないので不安があります。
そして、もう一つ残念な事が。
アダプターを介して接合しようとすると、チェンジペダルが邪魔をして最後まで挿入できません。

色々アダプターの位置を変えたりしてみましたが、カウリングが邪魔になったりして丁度良い位置は選べません。
どうにも仕方ないので、面倒ですがスタンド使うときだけチェンジペダルを外します。
アダプターが挿入できたら、あとはレバーを力一杯押し下げるだけです。
油圧ジャッキではないので、テコの原理で全体重かけてようやく持ち上がる感じデス。

アダプターの位置調整が不十分でチョット前下がりな感じデスね…
でもこれ、最初にアダブターを挿入する角度に自ずと固定されるので、前だけを持ち上げるなんて芸当は実は出来ない仕様なんですよね〜…

車体を下ろすときはロックピンを外せば、ダンパーが効いた状態で物凄くユックリと降りていきます。
で、降りてからアダプターを抜くのがチョットコツがいる感じです。
バイクを左手で直立させながら、右手と右足を使ってグリグリと引き抜きます。
変なテンションが少しでも残っていると動いてくれないんですが、稀に予想以上にスコッと抜ける時もあり、バランスを崩しやすくとっても危険な感じがします。
細心の注意を払いながら操作しないとダメです。
とはいえ、
隼の巨体が宙に浮かんでいる状態になるのは、なかなか迫力あります。

いずれにしても、安物買いの〜、ではない事を祈りたいデスね。
因みに、
Made in P.R.C
とダンボール箱に印刷されていました。
はて、どこの国?
調べてみたら、Made in Chainaの事だそうです。
それに気づいてからチョッピリ納得しつつも一抹の不安が隠せない感じになりました。
本当にこのまま使い続けても隼は無事でいられるのだろうか??と

