赤い彗星 その4!
懲りずに連続投稿
かなり以前に手に入れたものですが、、Nord関連の話題が出たついでに書いちゃいます。
Clavia Nord Micro Modular

1999年発売でマイナー
な機種ですが、なかなか個性ある奴です。
トレードマークの赤いボディーはしっかりと継承されています。
兄貴分のNord Modularから1ユニット分を取り出して製品化したものらしいです。
一見、コンパクト・エフェクター?と間違われる程コンパクトなボディーですが、これでも中身は立派なシンセサイザーです。
モジュラーという名が示す通り、モジュール型のシンセサイザーなのです。
モジュラーシンセと言えば、タンスと呼ばれたmoog IIIcが有名ですが、一般的には図体がデカい。
今ではArturiaからソフトシンセとして代表的な機種が見事に再現されているので、実物は滅多にお目にかかれないけど、コンピュータの画面上に仮想的な姿を見る事ができます。
moog modular V

ARP2600 V

こんな感じでモジュールが多いと必然的にデカくなってしまうわけですが、
micro modular は当時の最新技術で、コンピュータソフトとハードを組合わせて、モジュラーシンセと同じ自由度をコンパクトなボディーで実現してしまったのでした。
素晴らしい
パッチングやエディットは、基本的にコンピュータ内のエディターソフトで行ないますが、出来上がったプログラムは、ハード側本体に転送してから発音させる仕掛けになっています。
当然本体にメモリー可能で、スタンドアローンでも動作する状態になるので、コンピュータは必須ではなくなります。
本体のノブにパラメータをアサインしておく事で、リアルタイムにサウンドをコントロールする事が可能です。
勿論、鍵盤で演奏する場合はMIDIケーブルで他のシンセやマスターキーボードと繋いであげればOK。
4音ポリフォニックのアナログシンセになります。
しかも、音声入力端子がついていて、ボコーダーや内部フィルターを使った音作りなんかも出来てしまいます。
見た目は小っちゃくても、できる事無限大なんです。
あと面白いのは、当時はUSBが出たばかりで普及していなかった事もあって、制御系やデータ転送にはMIDIが使われます。
しかも演奏用とは独立した専用ポートがあって都合4つのMIDIポートが本体に付いているのです。
エディター用に使用するコンピュータは、古いiMac。
それまでiMacはMOTUのFreeMIDIでMIDI環境をセットアップしていたのですが、何とエディターソフトはOpcodeのOMSでしか制御出来ないという困り者だったので、正しく動作するようになるまでに結構苦労させられました。
絶滅危惧種のMacOS9用のソフトだからこんな事が起きてしまうんでしょう


しかし、まあ発売時期を考えればソフトとハードのいいとこ取りをした超画期的なシンセだったと思います。
iPhoneからの投稿
