MR!
最近、突然気になった製品があります。
随分前に製品化されているのですが、今更ながらに何か凄そうだぞと
世の中から遅れてマイブームになるパターンです
最近オーディオの高サンプリングレート、ハイビット化の話が目に付くようになり
、また高音質配信の環境が整いつつある状況から、ちょっとその実力を知りたいという欲求が自然と湧いてきたんです
しかも、あの楽器メーカーのKORGが出している製品だから、何となく期待しちゃいました。
で、MRとはそのカテゴリーの製品に付けられた名称です。
MR といっても、ミッドシップマウント・リア駆動の事ではありやせん。
マスターレコーダーという意味かな?
KORG 1bitのポータブルレコーダー。
MR-1

実はこれは2006年発売で既に型落ちなので在庫処分品だと思いますが、一応新品GETです。

シリアルが8201なので、市場にはそんなに多く出回っていなかったんでしょうか…
現行機種はMR-2という何処かで聞いたことのあるような名前になっています。
上級機としてMR-2000Sもラインナップされていて、こちらも微妙ながらよく似た名前になっています。わざわざSを付けてくるあたりが超怪しいです。
これらのMR機で唯一?味わえる1bitサウンドの世界。
気になる性能、音質を体感するには実機を手に入れるしか無い
という、またまた悪い思考が発動し、取り敢えず一番安く手に入る型落ちのMR-1なら、なんか期待外れだったとしても諦めがつくでしょ
とかなんとか、自らを正当化する理由を付けて、最安で手に入る方法を探しました。
因みにMR-2とは基本的に録音・再生できるフォーマットに違いはなくて、記録メディアがHDDからSDカードに変わったり、内蔵マイクになったり、電池が変わったりして見た目も含め洗練された感じになっています。
つまりその辺りの違いが、私の使用目的とはほぼ関係ない状況なので、旧型MR-1で十分であると判断しました。
何故1bitが良いのかというと、そもそもPCM化する前の状態は1bitで、間引きなどの処理を経て、16bit 44.1KHzなどのリニアPCMに符号化されているそうです。
だからその間引きを無くして、そのまま1bitで記録・再生してしまえばイイじゃん。という事のようです。
それが実現できてしまうのが1bitレコーダーとなります。
クロックは2.8224MHzで、CDの44.1KHzと比べると64倍高速。
単純比較は出来ませんが、ビット数だけでみればCDが1サンプル16bitで、1ビットが64倍速×1bit=64bitで4倍のビット数を使っている計算です。
それだけ情報が多い=原音に近い=音がイイって事になります。ちょっと強引ですが。
SACDも基本的には同じ原理のDSDIFFで記録されています。
だけど高価な専用プレーヤーが必要だし、リリースされているSACD自体が少ないという問題も。
CDのように普及に至らなかったのは残念ですね。
PS3の初期モデルは再生対応していたのに、途中からPS2互換機能と共に外されてしまったというのも少なからず影響しているのでしょう。
でも、最近は高音質配信が充実してきてCDよりも高音質なソースがネットで容易に配信出来る環境が出来てきたので、見直されてきたのかな?
まだまだ再生環境は一般的ではないけどパソコンに接続するオーディオインターフェイスなら24bit 192KHzの録音・再生ができるものが当たり前になっているので、それ程特殊環境とも言えない状況です。
ただ1bitをそのままで、となると再生環境はやっぱり限定されます。
DSD配信されたデータを直接再生するなら、MRシリーズを使用するのが一番手っ取り早いかなと。
もちろん、リニアPCM変換してCDよりも高音質版を作る事はできますが、少なからず変換処理の影響を受けます。
あと、SACDがNGな第2世代以降のPS3でも、DSDディスクをPCで作成してあげれば1bit再生できるみたいです。
HDMI接続でしか出力されないとか、ディスクに焼くのが手間とか、色々問題はありそうですが、
追い追いどんな感じなのか試してみたいと思います。
今のところ自分の環境では、MR-1のライン出力からアンプにアナログ接続して聞くのが、一番良いのかなと思います。
因みに本体のヘッドフォン端子は、ちょっと「サーっ」というホワイトノイズが目立っていてちょっとガッカリしました。
SN比 90dbってこんなものなのかな?
本体ボリュームを最小に絞ってもノイズ量が変化しないので、ヘッドフォンアンプ自体の問題だとは思いますが…
ヘッドフォン直挿しはあまりオススメできない感じです。
試しにライン出力側に繋いでみるとノイズは消えますが音量が少し足りない状態でイマイチでした。
だからライン出力をアンプにつないで鳴らすのが良いのかなと。
そんなこんなで、長々と書いてきましたが、
実際の所1bitの凄さを体験できているのか?というと、、、
(小声)実はそうでもないんです
。
普段圧縮音源ばかり聴いているので、違いを体感できても良さそうなものなんですが…
自分の耳の性能を上げないとあきまへんなぁ~

余談
1bitパルスというと、SHARP MZ-80でBEEPポートを直接制御して、擬似3重和音を再生するプログラムがあったのを思い出しますな~
あの時のサウンドはそんなに良く無かったし少し音痴な所もあったけど、
たった48KBのメモリ空間でプログラムと演奏データを詰め込んで動かしていたなんて、今考えると凄い事だと思うんです。
iPhoneからの投稿
