白い奴 その8!
久々の楽器ネタ
今回の白い奴は、
おフランスArturia製の一品。
中古ものをずっと探していましたが、ようやくゲットすることが出来ました。
BEATSTEP

と言っても、これは音が出る楽器ではなく、MIDIコントローラー兼ステップシーケンサーで、シンセやPCに繋いで初めて役に立つシロモノです。
国内では今年の4月に発売されたものなので、まだ最近のプロダクト。
これが登場するまでは、ステップシーケンサーだと、
Doepfer DarkTime

なんかが有名どころでしたが、中古でもかなりな高値で取引される人気商品なので、チョット手が出ませんでした。
BEATSTEPは標準価格で1万7800円ですが、オークションで格安中古品を見つけました。
この製品はMIDI出力に加え、アナログシンセをコントロール出来る、CV/GATE出力付きという点を考えると、かなり意欲的なスペックと価格設定してるなと感じていました。
藤本健さんの記事を読んでから、ずっと気になっていた製品デス。
http://www.dtmstation.com/archives/51892073.html
遂にMOOG LITTLE PHATTYや、Doepfer MS-404のCV/Gate端子が使える時がやって来ました。
(と言っても、どちらもMIDIが実装されているので特にCV/Gateじゃなきゃダメって訳じゃないんだけどネ)
電子楽器コレクターとしては、どうしても手を出して見たい領域だったのデス

本体は薄く作られているので、コネクター類は小型のものが使われています。
MIDIは付属の変換コネクターを使い、CV/Gateは本体にミニジャックが2つ用意されています。
一般的にはシンセ側は標準ジャックが使われているのでケーブルで変換する必要があるのですが、モノラルミニとモノラル標準のプラグを持ったケーブル2本なんて今まで需要が無かったので持っていません。
余っているケーブルや変換コネクターを漁っていたら運良く目的のケーブルが作れました
ケーブルとかの小物を買いだすと、思った以上にお金がかかってしまうので危険、危険
で早速MOOG LPと接続テスト!
MOOG側はGate端子1つと3つのCV端子が用意されているのですが、標準的にはPitch(音階)を制御するところに繋ぎます。
残りのFilterとVolumeに繋いでシーケンスさせるという事も出来ますが、BEATSTEPは1系統しか扱えないので必然的にPitchを制御する事が基本になります。
この辺りDoepfer DarkTimeの方が接続及び演奏の自由度が高そうな感じがしますネ
16ステップの各ピッチは、独立した16個のクリック付きロータリーエンコーダで設定します。
アナログチックなツマミではあるけどカクカクと動くのでデジタルっぽい印象なのと、現在の設定値が直感的にわからないロータリーエンコーダなので思ったより使いにくいッス
LITTLE PHATTY のようにLEDで現在のダイアル位置が表示されれば良いんですが、やっぱりコストとスペースが必要なので実装は見送られたんでしょうね。
あとCV/Gateで繋ぐと、LITTLE PHATTYの基準ピッチが変わってしまい、キーボードで演奏する時により高いピッチで音が出るようになってしまいました。
Cのキーを押しても別の音が出るので非常に気持ち悪い
どうもCVからの制御電圧とキーボードからの制御電圧を加算してVCOに送り込んでいるような感じです。
しかしこれをうまく使えば、アルペジエータのように基準となるキーを瞬時に切り替える事が出来、パターンの平行スライドが容易に行えます。
これがMIDI接続にしてしまうと、キーボードの入力の影響を受けることが無くなるので、常にBEATSTEPからの出力のまま演奏されることになります。
こっちの方が一般的な挙動なんでしょうけどね。

PCソフトの MIDI CONTROL CENTER でBEATSTEPの制御が出来るんですが、何故か常時双方向通信じゃ無い。
PC側で操作した内容はBEATSTEPに反映されるけど、その逆はダメ
Syncボタンを押し直せばPC側に設定を持ってこれるけど、どうせならリアルタイムに画面に反映された方が使いやすいと思うんですけど…
実現するのは難しいんでしょうか?
しかも演奏上変更したいであろうパラメータ(Swing、ゲートタイム)がソフト上からしか設定出来ない為、これらを変更するにはPCに繋いでソフト側の操作が必須となってしまいます。
折角スタンドアロンで動作出来るのに中途半端な仕様と言わざるを得ません。
またTB-303のように、アクセントやグライドなどを使ってフレーズのノリを弄り回す事が出来れば、多くのバリエーションを作れると思うのですが、残念ながらノート以外には休符を入れるかシーケンスの方向ぐらいの事しか出来ないので、チョットバリエーションに限界があり面白味に欠ける感じがします。
シーケンスを走らせながら、シンセのパラメータをグリグリと動かしてバリエーションを作り出せば良いといえばそれまでですが、
どうせなら非の打ち所がない、流石と思わせる様なプロダクトにして欲しいデス。
パターン的にはバージョン2が出てくるんでしょうね、多分
あと、同期萌えな私としてはとても残念な事が。
外部同期がどうしても上手く動いてくれない
EXT SYNCボタンのランプは切り替わるし、シーケンスも止まるので、外部同期しようとしているのは分かるのだが、どのソフトを使ってもダメ。
勿論ArturiaのSPARKをシンクマスターに使ってもダメ。

もう一つのウリであるiPad miniへ繋いでみても、やっぱりシンク信号には反応無しなので、故障??
USBの接続やBEATSTEPからのMIDI制御は動くので、コミュニケーション系の不具合ではないと思うんだが…
逆にBEATSTEPをマスターにして同期させる方は反応はしている様ですが、何かモタる感じがして、こちらも綺麗に同期出来ていない感じがする。

ん~…ハズレ?
ネットを探しても同期の問題報告は見当たらないし…
因みにファームウェアは、1.0.1, 1.0.4, 1.1.0の3種類試してみたけど変化なし。
ということで、打つ手なし。

もしや…これは…
安物買いの~
iPhoneからの投稿
