自宅サーバーをClaude Codeと一緒に引っ越しした話(1):経緯と最終構成
きっかけ
自宅では長年、PCサーバ(Windows Server 2008 + IIS)でホームページを公開してきました。
このサーバーは、2013年に初代のDELL PowerEdge T105が電源故障で動かなくなった際に、HDDを富士通 PRIMERGY TX100 S3へ移し替えて復旧させたものです。当時の顛末はこちらの記事に書いています。
それから10年以上が経ち、流石に古くなってきたので、いつ壊れてもおかしくない状況です。
動かなくなる前に、新しい環境へ移行しておきたいなと考えていました。
最近になってClaude Codeを使い始め、AIさんに手伝ってもらえば移行もスムーズにできるんじゃないかと考え、早速Windows 11 pro 搭載のミニPC「GMKtec nucbox-m8」を新たに購入して、移植に取り掛かりました。

Amazonの商品ページ(GMKtec NucBox M8)
まず新しいPCにWebサーバー環境を構築し、そこへ既存のホームページ(静的サイト)を移植しました。
その後、新たにWordPressを導入して、初期コンテンツとして、アメブロの記事をWordPressへ移行する作業 を行うに至っています。
設計から構築、トラブル対応まで、ほとんどの作業をClaude Codeに任せて、短期間で当初考えていた以上の成果を得ることができました。
今回はその出発点となった、サーバー移行プロジェクトの経緯と全体像をClaudeとのやりとりから振り返っていきます。
移行対象
| サイト | 移行前 | 移行後 |
|---|---|---|
| Takesa’s Homepage | http://takesa.dyndns.org:8080/ (16.5万ファイルの静的サイト) | https://takesa.dyndns.org/ |
| krp | http://krp.dyndns.info:8080/ (3,600ファイルの静的サイト) | https://krp.dyndns.info/ |
Claude Codeとの進め方
最初に「Windows 11 pro上にWebサーバーを構築したい」と伝えると、Windowsへ直接インストール型のnginxよりも、WSL2(Ubuntu)上にLinux環境を作ってそこにnginxを立てる方が構成を提案してくれました。たしかにWindows用の情報より圧倒的にLinux用の情報の方が多く、後々のトラブル対応も含めて理にかなっていると思ったので、その方針で進めることにしました。
初期段階の作業として、
- WSLのインストールと、Ubuntuの導入
- nginx・PHPのインストールと設定ファイルの作成
- 旧サーバーからのファイルコピーと権限設定
- ネットワーク周り(ポート転送、ファイアウォール)の設定コマンド作成
といった部分を、ほぼお任せで進めることができました。
もちろん一発でできた訳ではなく、「LANの中の他のPCから繋がらない」「WSL2の内部IPが再起動のたびに変わる」など、いくつも壁にぶつかりましたが、症状を伝えると原因の切り分けから対処コマンドの提示までを行ってくれるので、一人で手探りでやるよりずっと早く前に進めた実感があります(このあたりの詳しい顛末は今後の回で個別に書いていきます)。
最終的な構成
- Webサーバー: WSL2(Ubuntu)上の nginx
- 動的サイト: WordPress
- 常時HTTPS化(443番のみで公開、証明書はLet’s Encrypt/acme.shで自動更新)
- 旧URL(8080番・8081番)は新URLへ自動リダイレクト
今回は経緯と全体像だけの紹介ですが、次回以降、初期構築の詳細やハマったポイントを1テーマずつ書いていく予定です。
