スーパー耐久2014 第5戦
2014/10/24-25
スーパー耐久 第5戦
鈴鹿サーキット
今年もFIA世界選手権WTCCとの併催です。
今回はレースフォーマットも変更され、昨年までのスプリントレースではなく、ちゃんと140分の耐久レースでした。
ただピットがWTCCで半分使用される為、スーパー耐久は2つにグループ分けされ、ST4,5クラス(第2グループ)は予選なしの土曜日決勝。
スターティンググリッドは現時点のランキング順で、ピット義務回数2回に加え、タイヤ交換トータル4本の義務が加わるという変則的なレギュレーションではありました。
しかし、このルールはKRP 58号車にとっては有利に働き、タイヤ交換で他チームとのピット作業差が出にくいのでチャンスな筈です。
しかも労せずにフロントロー2番グリッドからスタートできる訳ですから
金曜日のフリー走行は、1時間枠が3本ありました。
因みにWTCCは初のフルコース開催なのに30分のテスト走行1本だけ、土曜日は30分のフリー走行2本のあと、S耐第2グループの決勝を挟んで、いきなり予選と。
相変わらず走行時間がS耐に比べると極端に少ないのが気になります。
海外遠征してきてるのに、この走行時間では不満が出る筈…
で、58号車のフリー走行ですが、
1本目はそれなりに順調に進んでいたのですが、ガソリン補充の為ピット内に車を入れて3度目のピットアウトをしていった際に、ピット内にオイルが漏れていることが発見されました。
すぐさま無線でピットに戻る様指示が出されたのは言うまでもありません。
原因はオイルパンのクラックでした。
応急処置をして走行再開しましたが、結局はスペアエンジンから状態の良いオイルパンを外して交換するということになりました。
この作業により2本目の走行時間が予定外で大幅に減ってしまいました。
そして更にこの流れが3本目のフリー走行にも影響を与え?更に悲惨な結末が待っていました
アタック開始3Lap目のストレートで、シフトアップの際に突然エンジンブロー。白煙を上げながら2コーナー外側エスケープゾーンで停止してしまいました。
無線でKobakenさんから「壊れた~
」とガッカリモードの連絡が入りました。

これによりセッション赤旗中断となって車輌回収とコースオイル処理の為にかなりな時間がかかりました

⬆︎この辺りでブローした様です。

積車で戻ってきた58号車は、パっと見何が壊れたのか分からない状態ですが、下はオイルだらけ。

しかもピットに戻るまで積車がコース上を走った為にオイルを撒いてしまっていた様です。


(この件は後で鈴鹿側と一悶着あった様ですが…)
ピットでは早速エンジン交換が始まったのですが、エアクリーナーやスロットルバルブからも大量のオイルが漏れてる…こんな所まで…
そして下ろしたエンジンからマニホールドを外すと、4番ピストンの所から金属片がコロコロと出てきて、しかもクランクケースに大きな穴がポッカリと開いてコンロッドが引きちぎれているのが見えました
結局この日の走行時間はトータル1時間にも満たない状態で、かなり準備不足な状態で決勝を迎えなければなりません。
決勝前のフリー走行30分のみで各部調整を終えないといけません。
前向きに考えれば、前日に重大トラブルが出て対策できて良かった~とも言えるんですが、やはりトラブルは無いに越したことは無いですよね…
でも幸いなことに、朝のフリー走行でのフィーリングは良好だった様で、これなら決勝戦えるという感触が得られ一同一先ずホッとした感じでした。
で、決勝ですが

フロントローからのレーススタート。
やっぱり気持ちイイですね。
しかも今回は第1グルーブがいないので、1コーナーまで見通せる位置。
否が応でも気分が高まります。



スタートドライバーは塩谷さん。
41号車を先頭に無事レーススタート。









2位をキープしたままオープニングラップを終え、2ラップ目のS字でなんとトップに浮上!
正に理想の展開に。



しかし後ろからGazoo86号車が徐々にポジションを上げ、58号車のすぐ後ろまで迫ってきました。
スプーンでテールトゥーノーズに。



そして、問題のシケイン侵入でイン側でブロックラインを走行する58号車のアウト側から86号車が被せてきて接触


86号車は大きく姿勢を乱してスピン。すぐ動き出して2輪用のシケインからコースに復帰。

58号車はオンコースで走り続けていたのでトップキープしていましたが、1コーナーで41号車、その後に333号車に抜かれ明らかに速度が遅くなっていました。
3Lap目の出来事です。



バックストレートの映像が映し出され、58号車の左フロントが完全にイン側に向いていて、走行したラインがハッキリわかる位ブラックマークをコースに刻みながら走っていました。
万事休すデス
緊急ピットインでマシン修復開始。
ホイールが無残に曲がっていたので、あたりどころが悪かったんですね…
タイヤ表面も無残に剥離状態で完全にブローしていました。
左フロントのナックル交換?ハブ交換?で取り敢えず戦線復帰。
タイヤ交換、ドライバー交代、給油を行い、取り敢えず義務ピット回数を消化しました。
ドライバーはKobakenさん。
しかしピットロードの走行状態を見ても明らかに変な動きをしていたらしいのでマトモにタイムが出せる状態までには治ってはいない様子。
修復作業で5lap遅れとなりレース序盤10lap目に入った時点で総合最下位。
ポイント獲得さえも絶望的な状況でした。

しかも、アライメントが狂ったままの状態でフロントタイヤが持つのか?
残り約50lapを1回のタイヤ交換で済ませなければいけません。
タイムを抑えてでもタイヤライフ優先で走る必要があり、Kobakenさん、山田さんは運転に神経かなり使ったと思います。
24lapを走行した辺りで、タイヤの限界という判断でピットイン。
Kobakenさんから山田さんにドライバー交代デス。
タイヤ交換と給油に加え、タイロッド調整もおこなわれました。時間勝負なのでハンドルセンターのズレ幅から調整量を決め打ちで作業が行われました。
これで残りの約25lapはタイヤへの負担が少しでも軽くなる筈だという事でした。
が、どう結果に表れるか分からないのでとにかくタイヤを壊さない様に、とKobakenさんから山田さんへ指示が出ていました。
結果、無事完走することは出来たのですが…ノーポイント
86号車は、58号車との接触はレーシングアクシデントということでペナルティなしで、しかも優勝…


ちょっと納得いかない結末デス。
今回のレースは何故か「3」のタイミングで起こったトラブルが多かった様な。
変なジンクスにならなければ良いが…
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